
きっかけは何だっただろうか。
予兆自体はあった気がするけど。
ぼくはこの日、野良猫スポットを巡ったのだ。
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本エントリーの一部画像は、
今年8月、新潟県のアピタで開催された
「五十嵐健太 飛び猫写真展」の写真です。
「SNSで広めてください」とありましたので、
このような形で利用させていただきました。
おそらくSNSで広めて、というのは、
リアルタイムで写真展の宣伝をするためであり、
今頃このように写真を使うのは
多分ご法度だと思いますが、
また別のタイミングで写真展が開催され、
それと同じタイミングでぼくのブログを
見たという人が現れることに賭けたいと思います。

Aさんはとても猫が好きだ。
猫というか可愛いものが好きだ。
そんな中ぼくらはこの飛び猫写真展に行ってきた。
まあ言うても写真だけなのですが、
たくさんの猫の表情が収められており、
見応えも癒やされ応えも十分にあった。

ある日、ぼくとAさんは福島県に行った。
会津若松で山塩ラーメンの大一を食べるためだ。
結局ラーメンは昼には完売してしまい、
昼過ぎ前に到着したぼくらは食べられなかった。
ぼくらはソースカツ丼の店なかじまでお昼を食べたのだけど、
そこで観光MAPを広げてみていたら、
「猫の駅長が居る駅」芦ノ牧温泉駅なるものを見つけ、
Aさん
「行きたーい!」
と言うので行った。
幸い会津若松からすぐ近くだったし。

温泉感は皆無ですが、
駅前に堂々とパネルが飾ってあります。

初代駅長の「ばす」という猫。引退したらしい。
現在は真ん中の「らぶ」という猫が駅長張っております。
因みにオスだそうです。
ぴーちも施設長でなんか無理矢理
名物猫にされた感があります。因みにオスだそうです。
駅内は駅内で、

この様に猫グッズがものすげー売られております。
それどころか何か鉄道の萌キャラグッズもありました。
こんな感じでかなり色の濃い駅でした。
ぼくらがこの駅に到着すると、
一匹の猫がリードに繋がれて、
駅員らしきおばちゃんが散歩されてました。
べに
「・・・駅長さんですか?」
駅員おばさん
「はい、そうですよ。」
ぼくは猫にリードを付けていること自体を
どうかと思っておりましたが、
どうやら電車に撥ねられることがあるらしい。
それはアカン。
他いくつか、
・先代の駅長はカメラのフラッシュで目を悪くしたため、
駅全ての猫に対しての写真撮影は禁止なのだそうだ。
・また、先程の猫の他にも何匹か猫が居るらしく、
駅員室の奥で何匹もの猫が飼われていた。
・鉄道資料館や運転シミュレーターもあり、
何かぼくらが来たときは地元アイドルだろうか、
撮影みたいなこともしていた。
この様に色々と思うこともあるけど、
かなりの観光名所となってるらしく、
実際猫の駅長目当てで駅に訪れる人も多数いた。
ぼくらもその中に入ってるけど。
まあ駅長に会えないときもあるそうで、
お目見え出来ただけラッキーなのだろうか。
折角なので写真撮りたかったけど、
まあそこはルールに従いたいと思います。
因みにこの後、芦ノ牧温泉に入りました。
ここまでが前振りです。
なるべく文章を最小限にするのに手間取りました。
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てなわけで、
ここからが本題なのでいつものぼくらしく
文章を書いていきたいと思います。
前振りのようなことがあり、
ぼくの中でも何気に「にゃんこりんメーター」が
かなり上昇していたんででしょうかね?
ある日、ぼくが毎週見ている「旅サラダ」にて、
宮城県の田代島が、「猫島」であることを知る。
べに
「なんかさ、宮城県に猫島があるみたいだよ。」
何かのきっかけでそれを思い出し、
Aさんにそれを伝えると、
Aさん
「えーー!!行きたい!!」
と、言うのです。
ぼくは以前ヘイボーと宮城旅行にて、
牡鹿半島の先端に行った。
その破滅的な道のりは身に沁みているので、
べに
「クソ遠いよ。」
Aさん
「(´・ω・`)」
というやり取りがありました。
べに
「そんな遠くじゃなくても、
どこか近くにあるんじゃない?」
群馬県の中之条というところに、
猫の家(今は猫の駅?)という場所があり、
そこではたくさんの猫と触れ合えることを知っていた。
しかし、どうやら今は閉館してるんですかね?
公式ページにそんなことが書いてありました。
ぼくは過去に一度猫カフェに行ったことがある。
あそこでは完全なる弱肉強食の世界だ。
「餌を持たない人間は無価値」
英才教育でそのようにインプットされてんじゃねーかと
思うが如く、奴らは餌を持たない人間に寄ってこない。
例え猫じゃらしを一生懸命振ったとて、
餌を持たない人間は人権どころか猫権すら
与えられない世紀末の世界がそこにあった。
餌を購入する。200円だ。
ほんの小袋のカリカリを渡される。
その瞬間、ぼくは人気者になった。
人権、猫権を得ることが出来、
猫カフェたるものを堪能することが出来た。
偏に、キャバクラに入ったのに
女の子が付かないままお時間が来るようなものだ。
そんなのって、そんなのってないよ!!
そうなんです、そんなのってないよね。
だからぼくは探した。
猫カフェみたいな詐欺風俗店ではなく、
猫オブ猫を堪能できる場所。
野良猫スポットだ!
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猫のイラストがクソ可愛いのですが、
先程の飛び猫写真展に貼ってありました。
このように調べてみると、
日本には各地に「猫スポット」なるものが
あることを知ることが出来ました。
「猫島」と称されている島自体実は一つではなく、
先程の宮城県田代島だけではなく、
福岡県の相島ってところもそうらしい。
しかしさすが猫、
暖かいところが好きなだけあって、
「猫島」と称されている島は、
東北には先程の田代島が一つ。
あとは関西や九州方面ばかりにあるのだ。
調べを進めていると、
福井県の御誕生寺という猫寺、
神奈川県の江ノ島も猫スポットだと
知ることが出来ました。
もちろん、東京都や千葉県にもあることは
その時の調べでわかりましたが、
インパクトを感じたのはその2つでした。
タブレットでAさんに見せると、
Aさん
「すごーい!かわいい!♡」
と反応してくれました。
福井県の御誕生寺は、
完全に修行僧が猫を飼育しているらしく、
猫の餌付けタイムですら観光の目玉に
なっているくらい。
他、猫なのでおみくじの箱の中にいたり、
観音様のところでおしっこしたりとやりたい放題。
神奈川県の江ノ島は、
そんな猫のイメージは全然ありませんでしたが、
調べてみると1000匹もの猫がそこら中にいるのだとか。
その1000という数字だけでインパクト十分ですし、
これだけいれば「自分にだけ寄ってこない」みたいな、
猫権を与えられない悲しみの世界など
訪れはしないと断言できるじゃないですか。
しかしこの2つも欠点があった。
べに
「クソ遠い。」
Aさん
「(´;ω;`)」
今回調べあがった3つの猫スポット。
宮城県田代島
福井県御誕生寺
神奈川県江ノ島
ですが、
ぼくの住む新潟県の中心部からは、
車で4時間半からかかる長距離移動。
行くにはそれ相応の覚悟をしなくてはならない。
東京にもあるなら東京の猫スポット行けばって?
ほら、東京行くなら、猫スポットより
風俗とかアングラスポット行きたいじゃないですか。
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でね、ここにたどり着いたのです。
じゃあ新潟県には猫スポットはないのか?
そんなこんなで調べていたら、
まあやっぱりあるところにはあるんですねえ。
色んな調べ方をして、
とりあえず3ヶ所の猫スポットを
調べることが出来ました。
因みに今回はそのスポットを詳細には書きません。
今後Aさんが調べて、
ぼくのブログを読まれた日には、
ラグナロクとアルマゲドンと
聖杯戦争が同時に起きる。
それに結論になってしまいますが、
撮れ高はそんなに稼げなかったです。
いつか撮れ高バッチリだったときに、
改めて紹介したいと思います。
そんなわけで最初に向かったのは、
「新潟空港の近くの公園」です。
この日は雨の予報でしたが、
幸い散策した地域は曇り止まりでした。
肌寒い中、Aさんと二人で公園を散策。

Aさん
「寒いからいないかな?」
もう11月になろうとする気候、
それでいて海沿いの新潟県。
ゴミみたいなクソ寒い風が吹き、
Aさん寒がってたのでぼくの上着を着せました。
ぼくは頭暖かいので大丈夫です。

途中、違和感を覚えた場所がありましたが、
実際猫は見つけられなかったのでそのままスルー。
意外と結構広いこの公園、
ぼくらは端まで歩きましたが猫の姿はありません。
べに
「とりあえずもう一回歩いてみよう。」
折角来たので猫の姿を見たいじゃないですか。
とりあえず来た道を戻ると、
べに
「あ!」
その間10分かかってないと思うんですよね。
ぼくらが公園の端まで歩いて、
ぼくが違和感を感じた場所まで。
その場所で、

猫いたああああああああ!!!
何か餌付けされてて、ご飯食べてました。
で、ぼくらが写真撮ってると、
とっつぁん
「この子、最近来たんよ。」
べに
「え?」
そう言うと、とっつぁんはこの野良猫に餌をあげてました。
ぼくらは「野良猫に餌をあげてはいけない」と、
いろいろなサイトで書かれていたので、
「いいんか、コイツ。」と思いながら、
とっつぁんの話を聞いてました。
この野良猫は、最近ここに居着くようになったそうな。
毛並みも色合いもとてもキレイな猫です。
ホームレスで言うところの「新入り」でしょうか?
ただやっぱり人には慣れてないらしく、
餌食べ終わった瞬間に逃げようとするのでした。
Aさんが近づいても逃げようとしていた。
とっつぁん
「ほら、お食べ!」
と言って餌を撒くとっつぁん。
猫は逃げ腰で餌を見つめていました。
Aさん
「逃げようとしてるけど餌が気になるんだねw」
その姿がちょっと可愛らしかった。
結局餌食べてたけど。
とっつぁんいわく、
この猫の他に「ボス猫」がいるらしい。
また、その他にも昔は
50匹位の野良猫がいたんだそうだ。
とっつぁん
「みんな市の連中が連れてったよ。」
とのこと。
去勢手術中なのか殺処分なのか、
里親探しに引き渡されたのかは不明ですが。
50匹の野良猫は壮観でしょうけど、
逆に近隣住民には迷惑でしかないかもしれません。
一部公園の設備には猫の爪とぎの跡がありましたしね。
猫を見に来たぼくらにしてみれば少し残念ですが、
何て言うんでしょう、
対岸の火事感覚と思われるんでしょうか。
面白半分出来ては行けないのかもしれない?
心霊スポットじゃねーか!

餌やりは禁止だと思うので、
写真に写り込んだとっつぁんは消し去りました。
これから厳しい冬が来ます。
この猫の運命は・・・。
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今回3か所抑えた内、2か所目は完全になくなってました。
猫が住み着けるような廃屋だったそうなのですが、
取り壊されて更地になってました。
続いて3か所目。とあるワイナリーです。

テラスのテーブルの上でくつろいでいました。
ここで飼っているらしいので、
まあ触れても安心でしょう。
Aさん
「飼い猫とは思えないゴワゴワ感。」
最初の公園の猫の毛並みが恋しい。
このワイナリーでぼくが車を駐めた目の前が、
どうやら猫小屋だったようです。
二匹の猫がそこに吸い込まれていくのが見えました。
ぜひ中を見たかったのですが、
関係者以外立入禁止と書かれていたのでそれは断念。
帰り道、また微かな情報があったので探してみましたが、
やっぱりこのクソ寒い気候では猫も出歩かないんでしょうね。
ぼくらは帰ることにしました。
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途中、本屋に寄りました。
きっと「猫スポットを巡る」みたいな本があるだろ、と。
そこで情報収集しようとしたのですが、
べに
「うおおおおおおおお!!!」

ダンゴムシのガチャガチャ!!
何かあまりの人気振りに、
全国のガチャガチャから一瞬で姿を消して、
10月中旬まで品切れ状態だったとか。
ついに見つけたぜ!
しかし一回500円!!
しかも100円玉×5枚!!
会社の先輩から見かけたら
ダブってもいいから回せと司令を受けてますが、
そもそも100円玉10枚とか持ち歩かない。
まさか本屋の店員に良い年したおっさんが、
「ガチャガチャするから両替して」
だなんて言えるわけがない。
仕方なく本屋で情報収集に勤しむのでした。
結果はなんとなく情報収集出来たのですが、
県内の有力な情報は得られませんでした。
今回の猫スポット巡り、
確かに曇りだし雨も降ったし、
クソみたいに寒かった。
とは言え、だからこそ、
寄り添う猫達とか、
猫のコミュニティ形成だとか、
そういったものが見れると思ってました。
結果は猫二匹。
いやまあ気の向くままに生きる猫ですもの、
そりゃ思い通りにはなりませんて。
しかしそれはちょっと寂しいなあ、
せめてもうちょっと野良猫見たかったなあ。
と、失意のまま、
本屋の近くのイオンに車を駐めたら、
にゃー
にゃー
と猫の鳴き声がする。
幻聴か、と思って後ろ振り向いたら、

野良猫いたわ。
写真には写ってないけど、
コイツの他にもう一匹いました。
今回、
最初の公園はAさんの家から車で一時間。
ワイナリーはAさんの家から車で40分。
それだけの移動費をかけて探しましたが、
Aさんの家から車で5分で着くイオンに
野良猫二匹も見ることが出来ましたなんだそれ。
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ちなみにイオンに行ったのは、
2Fのゲーセンで両替するためであり、
一応100円玉20枚こさえて、
ダンゴムシガチャやりました。

全三種類コンプリート!!
すげえ!!何てガチャ運だ!!
三回やってすべて色がバラバラ、
あとは自分用にオーソドックスな
シルバーか、白がほしいなと思っていたら、
シルバーが排出されました!!
で、調子に乗ってモンストのガチャ10連したら
見事に爆死しましたなんだそれ。
お後がよろしいようで。
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造りもギミックもしっかりしており、
かなり面白いガチャガチャだと思います。
物珍しさで買いましたが、
使いみちが見当たらず、
とりあえず部屋の隅で放置されております。
いつか部屋を片付けるときに、
盛大にビビるんだろうなあ・・・・。
あ、今回ダンゴムシの話ちゃうで、
野良猫巡りのお話な!!
今回は撮れ高残念でしたが、
年越して暖かくなったらもう一度調査しなきゃ。
それにすでにもう一箇所、
新潟県に猫に会える寺があるらしいし。
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